iWAMプラクティショナー認定マンツーマンコース

iWAM(アイワム)とは

iWAM(アイワム)とは、仕事に関係があり、かつWebテストで診断しても妥当性の高い48種類の認識スタイルのことです。職場における行動特性と動機付けに影響を与える要素(lnvetory for Work Attitude and Motivation)の頭文字をとってiWAMと言います。

職場で同じ指示を出したときに、すぐに実行に移す部下とタイミングを見計らって取り組もうとする部下の違いや、ルーチン作業で一定の品質の成果物を毎回同じ手順でつくる部下と、一定の品質の成果物をつくる度に効率よくつくろうと工夫する部下の違いをどのように説明できるでしょうか?

iWAMでは、このような部下の行動の違いを特定の認識スタイルが高い、低いで表現します。

  • 指示を受けてすぐに実行に移す行動は、職場において「主体行動型」の認識スタイルが高い。
  • タイミングを見計らって行動に移す行動は、職場において「反映分析型」の認識スタイルが高い。
  • 毎回同じ手順に従って作業を進める行動は、職場において「プロセス型」の認識スタイルが高い。
  • 他の方法や別の選択肢を見つけようとする行動は、職場において「オプション型」の認識スタイルが高い。

認識スタイルの知識と個人の認識スタイルの数値を知ることで、どのような場面でその人の特性をいかせるのかを知ることができます。

例えば、

  • 同じ品質の成果物を定められた期間内でつくる必要がある製造部門のライン作業などでは、「主体行動型」「プロセス型」の行動を求められます。
  • ライン作業で品質トラブルが発生し、既存の作業手順をつくり変える必要がある場面では、「反映分析型」「オプション型」の行動が求められます。

行動の違いを表す認識スタイルとは

認識スタイルとは、無意識のうちに働いて認識の仕方に影響を与え人の行動、考え方、感じ方を左右するフィルターのようなものです。同じ映画を観ても感想が人によって違うように、同じ職場で同じ業務を担当しても作業の進め方や取り組み方が人によって違うのは、その人の経験や知識にやって物事の捉え方や感じ方が異なるからです。iWAMでは48の認識スタイルを数値であらわします。

  • 認識スタイルは、その人がよく使う言葉にあらわれます。職場や家庭、趣味など状況や環境が異なれば使う言葉が変わるのは状況によって認識スタイルが変わるためです。
  • 認識スタイルは、その人の性格や人格、人間性を示すものではありません。
  • 認識スタイルの特徴は、良い・悪いで判断するものではありません。
  • 認識スタイルは、メタプログラムやLABプロファイル(ラブプロファイル)パターンと称されることもあります。

iWAMプラクティショナーとは